谷中にあったらいいな、とずっと思っていたのが、夜遅くまで開いている（できたら２４時間営業の）レストランとスーパーマーケット、そして１００円ショップだった。
そんな思いが通じてか、 「キャン・ドゥ」谷中銀座店が本日オープン。
ドラッグストア「ぱぱす」が入っていたテナントで、規模的にも文句ない広さ、食料品など品揃えも豊富。
１００円ショップは、頻繁に利用することはなくても、近所にないとけっこう不便なもの。
数日前から店のお兄さんが一生懸命チラシを配ってくれてました。おつかれさま。
これからちょくちょく寄らせてもらいます。
「キャン・ドゥ」谷中銀座店
台東区谷中3-12-1
03-3822-3520
午前10時～午後9時
スポーツの秋、ということで、オットと二人、ご近所散策から足を伸ばして山手線一周ウォーキングをしてきました
最寄り駅の日暮里からスタートし、内回りコースを選択。
なるべく線路に近い道を選びながら、てくてくと進む。
山手線の路線距離は３４．５キロだから、道を歩くともう少し距離は伸びる。
日暮里～西日暮里～田端～駒込～巣鴨～大塚～池袋～目白と進み…
高田馬場～新大久保と歩き、新大久保のタイ料理レストラン「ソムオー」でランチする。
新宿～代々木～原宿～渋谷～恵比寿～目黒～五反田～大崎～品川と続く。
ふだんから３０キロくらいは歩いているので、品川駅くらいまでは至って順調。アンナミラーズでお茶をする。
日も暮れてきました。この日の東京タワーはやけに綺麗だった
田町～浜松町～新橋と進み、ガソリン補給に
を一杯ひっかけてから有楽町まで進んだところ、天候が急に変わって、どしゃぶりに。
東京駅手前で足止めを食い、小ぶりになってきたところで急いで地下にもぐり、東京駅ダンジョンへ。
このあたりで、かなり余分に歩くはめになってしまった。
疲労はピークに達していたけれど、雨に降られて立ち往生したことから、なおさらゴールの土を踏みたくなる。
東京～神田～秋葉原～御徒町～上野と来たところで、夜食のおうどんで体を温める。
上野からはもう、近所のお散歩エリア。オットと励まし合いながら、鶯谷～日暮里と進み、何とかゴール
ＧＰＳで歩行距離は５５．８キロになっていたが、後に地図で確かめてみると、誤差があって本当の歩行距離は約４３キロ。
６月に千葉まで２５キロ歩いた時は、フルマラソンと同じ４２．１９５キロを歩き、２年に一度開催される国際大会「ＩＶＶオリンピアード」へ出場することを最終目標にしていた。
この日、奇しくも、目標の４２．１９５キロ、達成してしまいました！
やっぱり２年後は、次の大会開催地となるトルコ・アンタルヤ市にいるのかなあ～。
不忍通り沿いにある根津の不動産屋さんでは、フクロウが飼われている。
中をチラッとのぞくと…
いるいる。
かわいい 
友人が、湯島の和食処『ふくろう亭』のご主人から「根津の不動産屋にフクロウがいるよ」と教えてもらったそう。
この事務所を通るたびに、ついついフクロウの姿を探してしまう。
『オフィス田辺』ＨＰ
http://www.office-tanabe.com/
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本日の一品
切り干し大根と豚肉の甜麺醤炒め
切り干し大根のシャキシャキ感と、豚バラ肉のボリューム感がマッチ。
中華甘味噌の甜麺醤（テンメンジャン）で味付けしていて、ごはんによく合う一品。
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本日の猫
猫好きな家人が、猫が昼寝する場所を玄関前にこしらえてやったよう。谷中にて。
以前ご紹介した根津とうふ工房『須田』で、お昼の御膳をいただいてきました。
メニューは昼膳（1050円）のみ。
まず、温かい豆乳が供される。
人肌程度の温かさの豆乳は、深みとコクがあって、本当においしい。
ほっとくつろぎながら、豆腐料理への期待が高まってくる。
次に、滑らかな舌触りの寄せ豆腐と、味噌を塗って軽くあぶった油揚げ、薬味が出てくる。
豆腐づくしのあっさりとした料理の中で、香ばしい油揚げが食欲を増してくれる。
さらに、厚揚げとほうれんそうの煮物、ひよこ豆入りのごはん、味噌汁、香の物でお腹を満たす。
仕上げは、枝豆のムース。
ちょっと甘めに仕立ててあることで、料理全体のバランスを取っている感じ。
出来立ての豆腐の味は格別。ボリューム的には少し物足りないかもしれないが、満足度はかなり高い。
月ごとにメニューが変わるそうなので、毎月足を運ぶのもよし 
朝7時30分からは朝膳（840円）も食べられる。
『根津とうふ工房 須田』
文京区根津2-19-11
03-3821-0810
12席
定休日 水曜
店頭販売 午前7時30分～午後7時30分
http://tofukoubou.jp/
食事 午前7時30分～ラストオーダー10時30分
午前11時30分～ラストオーダー午後2時30分
9月19日、20日にかけて、“江戸三大祭※”の一つである根津神社例大祭がおこなわれた。
氏子町内は、お祭りムード一色。
町内神輿があちこちで飾られ、町の狭い路地にまで出店が並び、ハッピ姿の人々が行き交い、家の入口などに提灯が飾られている。
根津神社では、平成20年6月からおこなわれていた社殿漆塗修理がようやく完成し、その美しい姿を見ることができた。
根津神社は、約1900年前に日本武尊（やまとたけるのみこと）が千駄木に創祀したと伝えられる古社。
江戸時代、6代将軍が家宣と定められた際、千駄木の旧社地から根津に遷座（せんざ）して、社殿を奉建した。
例大祭は、この家宣が定めたもの。
正徳4年（1714年）、江戸全町から山車を出し、俗に「天下祭」と呼ばれる壮大な祭礼を執行したことに始まるそう。
自宅に戻った午後7時ごろ、すぐ近くで祭囃子が聞こえたので再び外に出てみると、目の前にお神輿を担ぐ人々の姿が。
夜の神輿渡御（とぎょ）だ。
担ぎ手のエネルギーがこちらにまで伝わってきた。
秋はお祭りやイベントが多くて、これからいろいろと楽しみ。
※江戸三大祭は、日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と、根津神社の例大祭、富岡八幡宮の深川神幸祭、浅草神社の三社祭のいずれかを加えて語られるらしい。
根津神社
文京区根津1-28-9
03-3822-0753
前から欲しかった、デジタル一眼レフカメラを買いました。
ペンタックスの「K-m」。
女性向けでコンパクト。初心者向けだけど多機能なのも売り。
さっそく、カメラを持って近所を散歩。
涼しくなる夕暮れ時は、猫たちが姿を現す時間。
谷中霊園に行くと、いるいる。
人に慣れているこの周辺の猫たちは、近寄ってもあまり気にしないので、被写体にはもってこい。
墓石のひんやり感が好きなんでしょう。
カメラは仕事でずっと使ってきたけど、ただシャッター押してただけだったからな…。
ちょっと真剣にやってみようかと思っています。
谷中霊園から徒歩5分、上野桜木にある喫茶店『愛玉子（オーギョーチィ）』。
「愛玉子」とは、台湾に昔から伝わるゼリーのデザートのこと。
お店にあった説明書きによると、「愛玉子は、台湾の新高山の山麓に密生する植物で、昔は原住民が常食にしていました。
カロリーは米と同じ位あり、腎臓の妙薬と云われます。
果実状の種子を加工し寒天の様にして食します」とのこと。
愛玉子そのものに味はまったく無く、黄色いレモンシロップのようなものをかけて食べる。
普通の「オーギョーチィ」（400円）は常温のままなので、カキ氷が乗った「氷オーギョーチィ」（500円）がお勧め。
甘いものが好きな人には、「氷チークリームアンミツ」（650円）もボリュームがあっておいしい。
また、辛党にはワインやウイスキーをかけた「チーワイン」「チーウイスキー」（各500円）がある。
店内は、昭和のまま時間が止まってしまったかのよう。
気だるい感じの年配の女あるじが、またいい雰囲気。
オダギリジョー、三浦友和主演の映画『転々』のロケにも使われた。
店内は冷房がかかっていなかったが、冷たい愛玉子を食べることでスーッと体にこもった熱が引いていくのがわかった。
この店には愛玉子とソフトドリンク、アルコールしか置いてない。
店の歴史が余分な品をそぎ落としたのか、メニューの内容も店の不思議な雰囲気に一役買っている。
お土産用の愛玉子（400円）もあって、常連らしき人が「土産用のチー4つ」などと言って買って行く。
私も常連になりそうです。
ウィキペディア『愛玉子』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E7%8E%89%E5%AD%90
映画『転々』オフィシャルサイト
http://tokyosanpo.jp/indexp.html
『愛玉子』
台東区上野桜木2-11-8
03-3821-5375
午前10時～午後6時
不定休
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本日の一品
男の料理シリーズ！ その4
お好み焼き
野菜たっぷり、粉少な目の、ヘルシーなお好み焼き。これもオットの得意料理の一つ。
単純な料理のようで、自分では絶対に作れない。
谷中・三崎通り沿いにある全生庵で開催中の「幽霊画展」を見てきた。
全生庵には、「牡丹燈籠」「四谷怪談」の作者としても知られる落語家の三遊亭円朝の墓があり、毎年8月の1ヶ月間、円朝がコレクションしていた幽霊画が一般公開されている。
全生庵と円朝についてはとても興味深く、その詳細は次回に譲るとして、とりあえず拝観料500円を支払って展示室へ。
江戸から明治にかけて活躍した円山応挙、川瑞玉章、池田綾岡、諸崎英明などの著名な画家たちの幽霊画は、美人画のようなサッパリとしたものから、おどろおどろしいものまで多種多様。
絵は、全生庵のパンフレットから一部抜粋したもの。
病み衰えた遊女など、実在の人間をモデルに描いたものも含まれている。
そのため、「おそろしい幽霊」というよりも、不具に生まれ、あるいは病み、老いさらばえた人々の苦しみや絶望といったもののほうが、強く伝わってくるように感じた。
円朝コレクション「幽霊画展」は、8月31日まで開催（午前10時～午後5時）。
全生庵ホームページでは、詳しい解説と他の幽霊画も見ることができる。
http://www.theway.jp/zen/yuureiga_goaisatsu.html
「全生庵」
台東区谷中５丁目４−７
03-3821-4715
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本日の猫
谷中霊園にいた猫。ここは猫たちにとって、居心地の良い場所のひとつらしい。
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本日の一品
男の料理シリーズ！ その3
「イワシの梅煮」
オットの得意料理のひとつ。
新鮮なイワシの頭と内臓を取り除き、生姜と梅干をきかせて美味しく煮あげた一品。
ゆっくり煮込むと骨まで食べられる。
ちなみに、この梅干しは河本食品 の「紀州五十五万石」。
今のところ、この梅干しが一番好きで、何度もリピート買いしている。
わが家の朝食は、パンにサラダ、フレッシュジュース、ホットコーヒーが定番。
朝食はたいてい私が用意するが、コーヒーはオットが豆から挽いて入れてくれる。
手挽きミルでゴリゴリやっている音がやむと、すぐにコーヒーの香りが部屋いっぱいに広がる。ああ、幸せの瞬間 
コーヒー豆は、結婚して恵比寿に住んでいた頃から『やなか珈琲』で購入していた。
『やなか珈琲』は、東京に18店舗ある。
恵比寿時代は目黒店で、千駄木に引っ越してきてからは谷中店と千駄木店で購入している。
たまに根津店も利用する。
注文後に生豆を焙煎してくれるので、10分～15分の待ち時間を利用してスーパーなどで買い物を済ませ、帰りがけにまた店に寄ってコーヒー豆を受け取って帰る。
うちは豆のまま購入するが、もちろん店で挽いてくれる。
「千駄木ブレンド」「根津ブレンド」など、各店ごとのオリジナルブレンドがあるのも特徴で、豆の種類は30種類以上。
100グラムから購入でき、ローストの加減も注文できるが、店のお勧めどおりに焙煎してもらえば間違いない。
パッケージも可愛い。
豆は密封容器に移し替え、袋に張ってあったシールをはがして容器に張っておけば、どの種類か一目でわかる。
私のお気に入りは、店の名前がついた「谷中ブレンド」（100g 550円）と、チョコレートのような甘みが特徴のドミニカ産「モンテアルト・エスペシャル」（100g 660円）。
オットは体調が悪い時にカフェインに反応してしまうので、ノンカフェインのブラジル産「サントスデカフェ」（100g 780円）がお気に入り。
店内にはイートインコーナーがあり、180円でコーヒーを飲むことができる。
谷中店では、店先にある長椅子に座って、街の眺めを楽しみながらコーヒーを飲むのがお勧め。
千駄木店では、2階に34席設けてあり、ホットサンド（200円）も注文できる。
より詳しい情報は、店のホームページにて。
http://www.yanaka-coffeeten.com/
また、コーヒーに加え、朝に欠かせなくなったのが、フルーツのフレッシュジュース。
定番はリンゴ 
とグレープフルーツ、バナナ 
。
夏は、やっぱりスイカかな。ブルーベリー、メロンなども美味しい。
ミキサーを使うのはちょっと手間だけど、これを飲むと体が喜んでいるのがハッキリ分かる。
でも、カロリーオーバーには気をつけないとね。
甘味料は極力使わないようにしているけど、果物の種類によってはメープルシロップ、てんさい（シュガービート）を入れている。
『やなか珈琲店』
谷中店
台東区谷中3-8-6
0120-874-877
午前10時～午後8時
第3木曜日休
千駄木店
文京区千駄木2-31-3
0120-877-281
平日 午前8時～午後8時
土日 午前10時～午後8時
第2木曜日休
根津店
文京区根津1-5-11
0120-879-877
午前11時～午後8時
第2火曜日休
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本日の猫
千駄木ではあまり見かけない空き地にいた猫。
本当は、みんなこういう場所が好きなんだろうな。
かつての上流階級の暮らしを今に伝える『旧安田邸』は、大正8年、千駄木のお屋敷町に建てられた近代和風住宅。
遊園地「豊島園」の創設者で名を知られる実業家・藤田好三郎氏が、贅を尽くして建築したもの。
“普請道楽”だった藤田氏は、建築そのものに興味がおありだったようで、大正12年、関東大震災で家を焼かれた旧安田財閥の安田善四郎氏に、このお屋敷をあっさりと譲り渡した。
そして平成7年、ご当主の楠雄氏が亡くなり、莫大な相続税の支払いに困った幸子夫人が、翌年に日本ナショナルトラストに寄贈して、平成19年4月から一般公開されるようになったそう。
入口には、ボランティアの方が待機していて、館内を案内してもらえる。
洋風の応接室には、幸子夫人が嫁いだ際に持ち込まれたソファが置かれている。
応接間は洋風だが、ほかは伝統的な和風建築なので、敗戦後も米軍に接収されることはなかったという。
当時使われていたままの照明や電話機もある。
関東大震災と空襲の被災を免れた窓ガラスはとても貴重なもので、太陽の光を通すとまだらに影ができる。
長い長い廊下には、畳が敷き詰められている。
廊下の先には、美しい中庭が控えている。
春には桜、秋には紅葉が楽しめる。
写真左は幸子夫人のお父上、写真右は作家の森鴎外。
ともにドイツで学んだ留学仲間だったそう。
当時の最新式だった贅沢な造りの台所は、さまざまな工夫が施されている。
立ち入りは禁止だが、関係者の方がお茶をたてていた。
2階の床の間。右側のお茶をたてるスペースは、端午の節句の甲冑などの飾り壇と、雛祭りの雛壇がピッタリ納まるサイズに設計されているそう。
戦時中、焼け出された人々は2階の大広間で寝起きをさせてもらい、板敷の上で各自が煮炊きをしていたという。
窓からの眺めもまた素晴らしい。
入館ギリギリの時間に見学したため、出る頃には門が閉められていた。
『旧安田邸』で開催されるイベント情報などはこちらのブログ
http://sendagi-yasuda.seesaa.net/
『旧安田邸』
文京区千駄木5-20-18
一般公開 毎週水・土曜
午前10時30分～午後4時
入館は午後3時まで
維持修復協力金 大人500円 中学生・高校生200円
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本日の猫
カメラ片手に近づいたら、プイと背を向けられてしまった。
谷中銀座商店街近くにて。
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本日の一品
いわしのつみれ汁
オットにさばいてもらった新鮮ないわしを使っているので、魚くささもあまりなく、おいしくいただきました。ヘルシーで、くせになる味。
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