谷根千／今日もおでかけ日和

豆大福の名店『谷中岡杢栄泉』

上野駅前にある『岡埜栄泉（おかのえいせん）総本家』からのれん分けした、老舗の和菓子屋さんです。

明治33年創業当時そのままの、趣のある店構えが谷中の風景に合っています。

このお店の名物は、何といっても伝統の手作り製法を守った豆大福（230円）。
午後の早い時間のうちに売り切れてしまうことが多いとか。

お店のお姉さんが、「今日中に召し上がってくださいね」と言います。
添加物が一切入っていないため、日持ちがしないのです。

家に帰って、さっそくいただいてみました。

豆と餡がたっぷり入っていて、餡を包んだ餅がやわらかく伸びる。甘さとほんの少し強めの塩味がよくマッチしていて、おいしい。大人のためのお菓子という感じでした。

翌日、残った大福を食べてみましたが、皮がカチカチになっていました。残念。

また、「浮草」というお菓子は、日持ちがするこのお店のもう一つの名物。

谷中生姜を練りこんだ皮に餡を包み、表面を砂糖でコーティングした丸いお菓子だそうです。
次回は「浮草」を買って食べてみよう。

場所は、言問通りの上野桜木交差点からほど近い場所にあります。

周辺には『カヤバコーヒー』『愛玉子』『旧吉田屋酒店』『SCAI THE BATHHOUSE』などがあり、観光スポットになっています。
谷中霊園、上野公園も近いですよ。

『谷中岡杢栄泉』

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台東区谷中6-1-26
03－3828－5711
午前9時30分～午後5時30分
 

 

ライト感覚のタイ料理店『バンセーンアロイチンチン』

谷根千地域に無かったもの。

それはタイ料理店。

タイに７年住み着いた経験のある私は、もちろん大のタイ料理好き。

なので昨年秋ごろにこの『バンセーンアロイチンチン』ができたのを見た時は“おッ！”と思いました。

でも、どことなくチープな印象の外観に、今までは二の足を踏んでいたんですよね…。

ところが、店に入ってみると、中はとても落ち着いた雰囲気。

高級感もあって、なかなか居心地がいいのです。

外観とのギャップがおもしろい。

ダンナさんは牛肉ラーメン（630円）を、

私はカオマンガイ（蒸し鶏生姜ライス、750円）を注文。

この値段でタイ料理を食べられることが、まずウレシイ。

しかも、ボリュームたっぷりで、なかなか美味。特に牛肉ラーメンはオススメです。

気軽にタイ料理を食べてもらいたい、という店側の熱い思いを感じました。

ちなみに、「バンセーン」とは、首都バンコクからほど近いリゾート地の名前。

「アロイ」は「おいしい」、「チンチン」は「本当に」という意味です。

 『バンセーン』は、御茶ノ水、飯田橋、水道橋にもお店があります。

『バンセーン根津店』

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文京区根津1-22-14
03-3823-9173
ランチ　午前11時30分～午後2時30分
ディナー　午後5時～午後11時

食の文京ブランド100選

 

文京区内にある、おいしい料理店の前には、上の写真のようなポスターが飾られています。

これは、東京商工会議所文京支部が主催し、区内在住の食生活ジャーナリスト・岸朝子さんが委員長をつとめる「食の文京ブランド選考委員会」から選ばれたお店100店に贈られたもの。

今年２月に発表され、３年に一度選考しなおされるようです。

写真のお店は根津神社の近くにある『讃岐饂飩　根の津』。

確かに、このお店のうどんは最高においしかった

推奨店全リストをダウンロードできるので、店選びの参考に活用してください
 

3/4 モスバーガー千駄木店オープン

いよいよ千駄木にモスバーガーができます！

３月４日午前10時オープンです。

根津店が閉店となり、残念に思っていただけにホントうれしい

千代田線千駄木駅からすぐ、不忍通り沿いにあります。

 

 

モスバーガー千駄木店（2010年3月4日オープン）

文京区千駄木2-21-1

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千駄木ブラン

今年のクリスマスイブはオットと二人、家の中で過ごしました

作った料理は、ローストチキンポテト添え、パエリア、ホタテサラダ　キウイソース、チーズケーキムース。

やっぱり料理は楽しい。

パエリアで白ワインを使うので、乾杯の飲み物も白ワインでいいと思い、店でどれにしようかな…と迷っていたところ、目にとまったのがこの「千駄木ブラン」。

お値段は手ごろな980円。

いつもお世話になっている千駄木のスーパーマーケット「ＮＯＭＵＲＡＹＡ」さんオリジナルのワインだそうです。

やはり千駄木住人としては、一度は試してみなくては。そう思って購入しました。

果たしてそのお味は…………　「甘い！」

残念ながら、私たちの口には合いませんでしたが、女性や甘いカクテルなどがお好きな方の口には合うのではないかと思いますよ。

油で揚げない「焼かりんとう」

 

根津神社の表門前と、谷中銀座商店街にある「菓寮　花小路」さんの焼きかりんとうは、油で揚げていないヘルシーさとその食感が特徴。

手に持つと、ふわっと軽い。 

通常のかりんとうの、しっとりとした質感はなく、見た目からしてカラリと焼きあげた感じ。

サクサクとした歯ごたえは、お店がうたっている通り、まさに「新食感」。

 駄菓子屋などで見かける「ふ菓子」と、油で揚げたかりんとうを足して二で割ったようなお味でした。

 

カロリーを気にする女性や、歯の弱いお年寄りにも喜ばれそう。

 

使用されている黒糖は、沖縄産伊江島産。
店内には、大きな黒糖の塊が展示されており、試食もできる。

ユーミンこと松任谷由美も絶賛したという焼きかりんとう。
店舗は埼玉、千葉、福岡などにもあり、通販も行っている。

1袋630円。

 

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根津神社表門前店
文京区根津1-21-6
090-6142-2712
10:30～16:30
月・第三火曜休
但し祝日の場合営業（翌日火曜日休み）

谷中銀座店
台東区谷中3-11-14
03-5814-8200
10:30～17:00
水・第三木曜休
但し祝日の場合営業（翌日木曜日休み）

こし餡の舌触りにハマった『羽二重団子』

日暮里にある老舗の団子屋さん『羽二重団子』。

本店は「芋坂」と呼ばれる日暮里から谷中墓地に続く坂の入口にあり、「芋坂の団子の店」として古くから知られていたそう。夏目漱石の『我輩は猫である』や、正岡子規の『道潅山』などにも、この店のことが書かれている。

種類は餡団子（こし餡）と焼団子（生醤油）があり、どちらも１本２３１円。
最初はお値段にちょっと驚いたけれど、特にこし餡の滑らかな舌触りは他店では味わえないもので、すっかり気に入りました。

団子はもち米ではなく「うるち米」を使用しているそうで、モチモチ感よりも、しっかりした歯ごたえを感じる。
焼団子のほうは固くなりがちなので、お土産にした場合はレンジなどで少し温めたほうがおいしくいただける。

店舗は、江戸の雰囲気を残した本店と、モダンな建物が特徴の『ＨＡＢＵＴＡＥ １８１９』が、どちらも日暮里駅近くにある。

本店のほうは、夕方サッサと閉店してしまうところがちょっと惜しい。

『羽二重団子』

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本店
荒川区東日暮里5-54-3
03-3891-2924
午前9時～午後5時
毎週火曜定休（祭日の場合営業）

『ＨＡＢＵＴＡＥ １８１９』
荒川区東日暮里6-60-6
03-5850-3451
午前10時～午後9時
年中無休（12月30日～1月1日をのぞく）

 

台湾デザートの店『愛玉子』

谷中霊園から徒歩5分、上野桜木にある喫茶店『愛玉子（オーギョーチィ）』。

「愛玉子」とは、台湾に昔から伝わるゼリーのデザートのこと。

お店にあった説明書きによると、「愛玉子は、台湾の新高山の山麓に密生する植物で、昔は原住民が常食にしていました。
カロリーは米と同じ位あり、腎臓の妙薬と云われます。
果実状の種子を加工し寒天の様にして食します」とのこと。

愛玉子そのものに味はまったく無く、黄色いレモンシロップのようなものをかけて食べる。

普通の「オーギョーチィ」（400円）は常温のままなので、カキ氷が乗った「氷オーギョーチィ」（500円）がお勧め。

甘いものが好きな人には、「氷チークリームアンミツ」（650円）もボリュームがあっておいしい。

また、辛党にはワインやウイスキーをかけた「チーワイン」「チーウイスキー」（各500円）がある。

店内は、昭和のまま時間が止まってしまったかのよう。

気だるい感じの年配の女あるじが、またいい雰囲気。
オダギリジョー、三浦友和主演の映画『転々』のロケにも使われた。
店内は冷房がかかっていなかったが、冷たい愛玉子を食べることでスーッと体にこもった熱が引いていくのがわかった。

この店には愛玉子とソフトドリンク、アルコールしか置いてない。
店の歴史が余分な品をそぎ落としたのか、メニューの内容も店の不思議な雰囲気に一役買っている。

お土産用の愛玉子（400円）もあって、常連らしき人が「土産用のチー4つ」などと言って買って行く。

私も常連になりそうです。

ウィキペディア『愛玉子』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E7%8E%89%E5%AD%90

映画『転々』オフィシャルサイト
http://tokyosanpo.jp/indexp.html

『愛玉子』

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台東区上野桜木2-11-8
03-3821-5375
午前10時～午後6時
不定休

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　本日の一品

男の料理シリーズ！　その4

お好み焼き

野菜たっぷり、粉少な目の、ヘルシーなお好み焼き。これもオットの得意料理の一つ。
単純な料理のようで、自分では絶対に作れない。

朝のコーヒーは『やなか珈琲』で

わが家の朝食は、パンにサラダ、フレッシュジュース、ホットコーヒーが定番。

朝食はたいてい私が用意するが、コーヒーはオットが豆から挽いて入れてくれる。

手挽きミルでゴリゴリやっている音がやむと、すぐにコーヒーの香りが部屋いっぱいに広がる。ああ、幸せの瞬間　

コーヒー豆は、結婚して恵比寿に住んでいた頃から『やなか珈琲』で購入していた。

『やなか珈琲』は、東京に18店舗ある。
恵比寿時代は目黒店で、千駄木に引っ越してきてからは谷中店と千駄木店で購入している。
たまに根津店も利用する。

注文後に生豆を焙煎してくれるので、10分～15分の待ち時間を利用してスーパーなどで買い物を済ませ、帰りがけにまた店に寄ってコーヒー豆を受け取って帰る。

うちは豆のまま購入するが、もちろん店で挽いてくれる。

「千駄木ブレンド」「根津ブレンド」など、各店ごとのオリジナルブレンドがあるのも特徴で、豆の種類は30種類以上。
100グラムから購入でき、ローストの加減も注文できるが、店のお勧めどおりに焙煎してもらえば間違いない。

パッケージも可愛い。

豆は密封容器に移し替え、袋に張ってあったシールをはがして容器に張っておけば、どの種類か一目でわかる。

私のお気に入りは、店の名前がついた「谷中ブレンド」（100g 550円）と、チョコレートのような甘みが特徴のドミニカ産「モンテアルト・エスペシャル」（100g 660円）。

オットは体調が悪い時にカフェインに反応してしまうので、ノンカフェインのブラジル産「サントスデカフェ」（100g 780円）がお気に入り。

店内にはイートインコーナーがあり、180円でコーヒーを飲むことができる。

谷中店では、店先にある長椅子に座って、街の眺めを楽しみながらコーヒーを飲むのがお勧め。

千駄木店では、2階に34席設けてあり、ホットサンド（200円）も注文できる。

より詳しい情報は、店のホームページにて。

http://www.yanaka-coffeeten.com/

また、コーヒーに加え、朝に欠かせなくなったのが、フルーツのフレッシュジュース。

定番はリンゴ とグレープフルーツ、バナナ 。
夏は、やっぱりスイカかな。ブルーベリー、メロンなども美味しい。

ミキサーを使うのはちょっと手間だけど、これを飲むと体が喜んでいるのがハッキリ分かる。

でも、カロリーオーバーには気をつけないとね。
甘味料は極力使わないようにしているけど、果物の種類によってはメープルシロップ、てんさい（シュガービート）を入れている。

『やなか珈琲店』

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谷中店
台東区谷中3-8-6
0120-874-877
午前10時～午後8時
第3木曜日休

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千駄木店
文京区千駄木2-31-3
0120-877-281
平日　午前8時～午後8時
土日　午前10時～午後8時
第2木曜日休

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根津店
文京区根津1-5-11
0120-879-877
午前11時～午後8時
第2火曜日休

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本日の猫

千駄木ではあまり見かけない空き地にいた猫。
本当は、みんなこういう場所が好きなんだろうな。

辛味と酸味が絶妙！ 支那麺『はしご』

谷中銀座商店街にある支那麺『はしご』は、オットが以前から気になっていたという店。

ジャズが流れる店内はとても清潔感があり、全席カウンター。

メニューは、 「だんだんめん」（坦々麺）と、「さんほんめん」（酸紅麺）の2種類があり、いずれも800円。
どちらも上品な辛さの紅油（ほんゆ）を使用しており、辛さはお好みで「マイルド」「普通辛」「中辛」「大辛」から選べる。

この基本の麺に、いろいろな具をのせたものがオーダーできる。

ザーサイと竹の子をいためた具をのせた「ザーサイ」（900円）、中国酒で蒸した若鶏の千切りをのせた「鶏絲（ちいすい）｣（1000円）、やわらかく煮込んだ豚バラ肉を3枚のせた「太肉（だあろう）」（1000円）、豚あばら肉に独特な下味をつけてから油であげた肉をのせた「排骨」（1000円）がある。

写真は「だんだんめん」。

普通の坦々麺とは違って豚そぼろ肉は入っておらず、スープもサラリとした和風っぽい感じだが、さまざまな香辛料がからみ合ってクセになる味。

麺は細麺のストレートで、全体的に上品な感じ。豚バラ肉はボリュームがある。「中辛」を頼んだが、さほど辛みは強くない。

こちらは「鶏絲さんほんめん」。

スープは名前のとおり爽やかな酸味があって、やはり香辛料が効いている。麺は「だんだんめん」と同じ。上品な味付けの鶏肉が、やわらかくておいしい。

丼は小ぶりだが、麺類にはご飯（コシヒカリ）の無料サービスがあり、カウンターに置いてあるタクアンと一緒に食べるとおなかいっぱい。

坦々麺を「だんだん」と読ませるのは、近くに日暮里へと続く階段「夕やけだんだん」があるせいだと思いこんでいたが、調べてみたら『はしご』は銀座が本店で、赤坂などにも支店がある。
どうやら、中国語では「たんたんめん」ではなく「dan dan mien」と発音するためらしい。

自家製の餃子もあり、5個で600円。「酢とからしでお召し上がりください」と書いてある。
谷中銀座商店街振興組合の公式サイトによると、「豚上肩ロースの挽き肉を時間をかけて練りあげ秘伝の下味をつけた肉汁たっぷりの焼き餃子」とある。おいしそう

自家製シュウマイは、4個で400円。1つからでも注文できる。
次回は、餃子とシュウマイも食べてみよう。

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支那麺『はしご』
台東区谷中3-9-15
03-3828-1931
午前11時30分～午後11時
日祝11時30分～午後9時
月曜休日

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本日の猫

ものすごい顔で「フー」と威嚇するくせに、お尻を向けて「撫でてくれ」とせがむヘンな猫。
もう一度、キミに会いたい。根津神社の北参道入口にて。

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本日の一品

エビと野菜たっぷりのクロワッサンサンド。
マヨネーズを控えめにしたら、ちょっと物足りない感じ。
次はアボカドとチーズもプラスしよう。