"山岡鉄舟ゆかりの寺”として知られる谷中の全生庵で、以前から気になっていた日曜座禅会に参加してきました。
全生庵では、日曜日を除く毎朝5時~7時に早朝座禅会を行っていますが、初めて参加する人は、まず夕方6時から行われる日曜座禅会に出席して、座禅の作法などを受けるのが決まりです。
説明会は午後5時30分から。階段の後ろに入り口があり、そこから2階に上がります。
時間ギリギリに行ったら、すでに説明が始まっていました。(すみません…)
もともとあぐらをかくことが苦手な私は、結跏趺坐(けっかふざ)どころか、足を片方だけのせる半跏趺坐(はんかふざ)も満足にできません。説明を受けている段階で、すでに足が悲鳴をあげていました。(本番の時、どうしよう…)
座禅会では、まずお経を読み上げた後、ご住職の高尚なお話をうかがいました。とはいえ、初心者のために非常に身近な話題を取り上げてお話いただいきました。
そしていよいよ座禅の開始。線香1本が燃え尽きるまでの時間、約15分~20分の座禅を、休憩をはさんで2回行います。
警策(きょうさく)を手にしたご住職が目の前を通るたびに、緊張が走ります。修行者の肩を打つ音が堂内に大きく響き渡るたびに、内心ビクッ!としてしまいます。
教わった初心者向けの数息観(すそくかんく)を試してみましたが、
アシガイタイ…、アシガイタイ…。
という思いから、とうとう脱することはできませんでした。
座禅は煩悩をなくすための修行ですが、初回はこんなものでしょうか
ヨガも基本は座禅だといいますし、まずは股関節をやわらかくして、せめて半跏趺坐ができるようになったら、早朝座禅会のほうにも参加させていただこうと思っています。
女の子座りだったら、いくらでもできるんだけどなあ…。
日曜座禅会に参加希望される方は、全生庵HPから申し込みができます。
全生庵
台東区谷中5-4-7
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