日暮里にある老舗の団子屋さん『羽二重団子』。
本店は「芋坂」と呼ばれる日暮里から谷中墓地に続く坂の入口にあり、「芋坂の団子の店」として古くから知られていたそう。夏目漱石の『我輩は猫である』や、正岡子規の『道潅山』などにも、この店のことが書かれている。
種類は餡団子(こし餡)と焼団子(生醤油)があり、どちらも1本231円。
最初はお値段にちょっと驚いたけれど、特にこし餡の滑らかな舌触りは他店では味わえないもので、すっかり気に入りました。
団子はもち米ではなく「うるち米」を使用しているそうで、モチモチ感よりも、しっかりした歯ごたえを感じる。
焼団子のほうは固くなりがちなので、お土産にした場合はレンジなどで少し温めたほうがおいしくいただける。
店舗は、江戸の雰囲気を残した本店と、モダンな建物が特徴の『HABUTAE 1819』が、どちらも日暮里駅近くにある。
本店のほうは、夕方サッサと閉店してしまうところがちょっと惜しい。
『羽二重団子』
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本店
荒川区東日暮里5-54-3
03-3891-2924
午前9時~午後5時
毎週火曜定休(祭日の場合営業)
『HABUTAE 1819』
荒川区東日暮里6-60-6
03-5850-3451
午前10時~午後9時
年中無休(12月30日~1月1日をのぞく)
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