上野桜木にある浄名院は、旧暦8月5日の「へちま供養」(せき、ぜんそくに効験がある)で知られています。
先日、散歩の途中で何気なく中をのぞいてみてビックリ!
石造りの地蔵菩薩像が多数安置されていました。
「八万四千体地蔵」と呼ばれているそうです。
明治12年、浄名院の第38世となった妙蓮大和尚が、衆生済度(迷い苦しんでいる人々を救い、悟りの境地に導くこと)のために、八万四千体の地蔵建立を発願されたことに始まるそうです。
このことから、妙蓮大和尚は「地蔵比丘」と呼ばれ、地蔵尊の数を増やしていかれたとか。
それにしても、この数の多さには圧巻。
古いものが多いので、お姿のくずれてしまったお地蔵さまが目立ちます。
また、ここ浄名院には「あらい地蔵」も安置されています。
自分の患部と同じところに水をかけて洗い、病気が治るように祈願するとご利益を授けてくださるそうです。
私はお地蔵さまが好きなので、こういう場所にいるととても落ち着きます。写真で見るとちょっと恐い感じもありますが…
近所にあるのはありがたいことです。
これからは、散歩の途中にちょくちょく寄らせていただこうと思っています。
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浄名院
台東区上野桜木2-6-4
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