谷中・三崎通り沿いにある全生庵で開催中の「幽霊画展」を見てきた。
全生庵には、「牡丹燈籠」「四谷怪談」の作者としても知られる落語家の三遊亭円朝の墓があり、毎年8月の1ヶ月間、円朝がコレクションしていた幽霊画が一般公開されている。
全生庵と円朝についてはとても興味深く、その詳細は次回に譲るとして、とりあえず拝観料500円を支払って展示室へ。
江戸から明治にかけて活躍した円山応挙、川瑞玉章、池田綾岡、諸崎英明などの著名な画家たちの幽霊画は、美人画のようなサッパリとしたものから、おどろおどろしいものまで多種多様。
絵は、全生庵のパンフレットから一部抜粋したもの。
病み衰えた遊女など、実在の人間をモデルに描いたものも含まれている。
そのため、「おそろしい幽霊」というよりも、不具に生まれ、あるいは病み、老いさらばえた人々の苦しみや絶望といったもののほうが、強く伝わってくるように感じた。
円朝コレクション「幽霊画展」は、8月31日まで開催(午前10時~午後5時)。
全生庵ホームページでは、詳しい解説と他の幽霊画も見ることができる。
http://www.theway.jp/zen/yuureiga_goaisatsu.html
大きな地図で見る
「全生庵」
台東区谷中5丁目4−7
03-3821-4715
.:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:.
本日の猫
谷中霊園にいた猫。ここは猫たちにとって、居心地の良い場所のひとつらしい。
.:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。:.::.*゜:.。:.
本日の一品
男の料理シリーズ! その3
「イワシの梅煮」
オットの得意料理のひとつ。
新鮮なイワシの頭と内臓を取り除き、生姜と梅干をきかせて美味しく煮あげた一品。
ゆっくり煮込むと骨まで食べられる。
ちなみに、この梅干しは河本食品 の「紀州五十五万石」。
今のところ、この梅干しが一番好きで、何度もリピート買いしている。
最近のコメント