谷根千／今日もおでかけ日和

近所に咲く 花＊花

2月の梅から始まり、ご近所散策で実にいろいろな花々と出会った。

町の住人さんたちが、庭や家の前で植物を育ててくださっているおかげだ。

クレマチス（テッセン）はいろいろなところで見かけた。

青も咲けば…

白も咲く。

キンポウゲ科のつる植物。いろんな品種がある。

5月といえば薔薇。バラ科の植物。薔薇全般に言われる花言葉は「愛」「美」「幸福」など。

バンマツリ（蕃茉莉）は白と紫の小さな花が咲き乱れる感じで美しい。
最初は紫色をしているが、次第に減色して白い花になるそう。へえ～。ナス科。

華やかなクジャクサボテン(孔雀仙人掌)。名前のとおりサボテン科。

これは…ピラカンサス？

ユスラウメ（桜桃）の実。子どもの頃に食べた記憶がある。なつかしい。

可憐なマーガレット。キク科の植物。

茹で上がった海老にそっくりのコエビソウ（小海老草、ベロペロネ）。キツネノマゴ科…という科に属しているらしい。

そして、そろそろ紫陽花の季節。日本原産で、学名のハイドランジアは「水の器」という意味だそう。

我が家のベランダでは、ローズマリー、スイートバジル、イタリアンパセリなどのハーブ類や、空芯菜、紫蘇、香草（パクチー）などの野菜を育てている。料理に使うのが毎回楽しみ。

植物に関しては素人なので、花の名前で間違いがあったら、どなたか教えてください。

桜、サクラ

千駄木に引っ越してきたお陰で、今年はたっぷり桜を堪能できた。

谷中霊園の桜並木は、ソメイヨシノの薄桃色の花がトンネルを形成しているように咲き誇っていた。

桜の木の後ろには、すぐに墓が並んでいるのだが、みんな気にせずビニールシートを広げて賑やかに酒宴を楽しんでいる。
しかし、さすがに霊園の中の桜の下で、花見をしている人はいなかった。
花をゆっくり見たい人は、霊園の中のほうがお勧めだ。

詳しくはこのHPに。

http://www.dentan.jp/saijiki/hanami/yanaka/yanaka.html

上野公園は、さすがに花見のメッカ。
いつ行っても、昼間から人でいっぱいだった。
みんな花見が好きなんだなあと改めて思う。

たまたま用事があって行った木場では、隅田川に合流する大横川の桜並木が見事だった。
平日だったせいもあるが、人がほとんど見られず、ほぼ独占状態で桜を楽しんだ。
ここの桜は枝の高さが低く、目の前で桜の花をたっぷり見ることができるのがまた良いところ。

この日歩いた距離はおよそ13キロ。さすがに疲れました。

散歩好きのオットはますます散歩好きになり、私もそれにつられて散歩がどんどん好きになっていく。

千駄木に戻ってふと気がつくと、不忍通り沿いに「つつじ祭り」を知らせる小ぶりの幕が並んでいた。
4月10日からは、根津神社でつつじ祭りが始まる。

http://www.nedujinja.or.jp/tutuji/t.html

良い季節は駆け足で過ぎ去っていく。が、次々と新しいイベントが待っていてくれる。

本当にいい季節になったなあ
暖かくなるにつれて、夜の散歩がまたどんどん楽しくなっていく。

夜の散歩では、また別の何かを発見できるだろう。

根津神社のラジオ体操

朝、少しだけ早起きをして、外の清々しい空気を吸いに行くのは、本当に気持ちがいい。

近所でラジオ体操をやっていないかな…と思ってネットで調べてみたら、家から徒歩10分ほどのところにある根津神社が会場の一つだとわかった。

ラジオ体操は、ストレッチの代わりにとてもいい。ウォーキングだけだと、ちゃんと体を動かしたという充実感が得にくいのだ。

神社に近づくにつれ、耳慣れた音楽が聞こえてくる。
お、やってる、やってる。

まだ春先なので参加者は少ないが、暖かくなるにつれて人数が増えいき、夏休みにピークになるという。

現在、社殿と楼門の漆塗装工事中（～平成21年9月終了予定）で、その美しい景観を楽しむことはできないのが少し残念。
その楼門の下では、「体操のお兄さん」ならぬ「体操のおじ（い）さん、おば（あ）さん」ら5、6人が、体操の手本を見せている。
参加者もやはり年配の人がほとんどだ。

参加者の方々と一緒に体操をしていると、この街にまた一つ溶け込めたような気がしてくる。

体操が終わると、寝起きの体全体に血液が循環してスッキリする。
場所が場所だけに、心も清々しくなってくる。
ラジオ体操のついでといっては失礼だが、1日の始まりに、権現様に「今日もよい1日でありますように」と祈願できるなんて、なかなか贅沢。

毎日は難しいけど、ラジオ体操、続けてみよう。

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