千駄木は団子坂下の一角に、国内出版業界最大手「講談社」発祥の地があります。
2009年でちょうど100周年を迎えた講談社は、野間清治という方が創業しました。
明治11年生まれの野間氏は、東京帝国大学(現・東京大学)を卒業後、同大学の大学法科の首席書記に就任。大学で開かれる講演を速記することになりました。
この時、「学生だけに聞かせるにはもったいない。講演の内容を広く一般の人々にも伝えたい」、と強く思うようになり、明治42年(1909)11月、野間氏30歳の時、団子坂下の借家の門柱に「大日本雄辨會」の看板をかかげ、これが講談社の創業となったそうです。
現在、その地は講談社の社宅が建てられており、その入り口近くに石碑と案内板があります。
講談社の詳しい創業物語は、「講談社BOOK倶楽部」で知ることができます。
講談社発祥の地
文京区千駄木3-1-9
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